KitKatダイアリー

挫折せずに更新し続ける日記を書く練習。

岸信介、佐藤栄作が首相だった頃にアメリカと交わした密約が今でも生きている

 弾みで最後まで視聴してしまった、11月24日の前日本共産党委員長の不破さんの記者クラブでのスピーチ。党員らの間でもその格調で知られる語り。さすが聴き応えがある。

前半の、野党党首からみた戦後保守政治よりも、40分過ぎからの「外交」についてのほうがキモ。

アメリカ公文書館で発見された資料には、岸や佐藤が次の政権へ引き継ぎをせず、日本政府に残さなかった文書がある。

沖縄では嘉手納や辺野古をはじめ、日本側が数カ所に核貯蔵庫を提供することになっており、その密約は今でも生きているという。(なので、現在の辺野古基地建設問題は、見かけ以上に問題が大きい。)

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共産党独自のイスラム圏やアジア諸国を含む各国との地道な外交の構築も興味深い。このような党がこの国に存在したということは、支持者でなくてもほっとする。ビジネスで海外と付き合っている人ならわかると思うが、これからの外交を考えるなら、アメリカ一辺倒というのは既にありえないわけだ。